伝説級の踏切渋滞→“一瞬”に!? 東京を変えた「ワープ道路」3選 組み込めばめっちゃ時短に!

「東京臨海道路」って、知ってますか? アノ橋を使わない手はない!

 23区内にある片側2車線の立派な幹線道路ながら、まだまだ知名度の低い道路が、この「東京臨海道路」です。

 その理由は、やはり「沿線に目的地となるものがないから」に尽きるでしょう。

 起点は羽田空港に近い、大田区城南島。そこから北東に走り、伊豆諸島や小笠原諸島を結ぶフェリーが行き交う東京港の航路を「臨海トンネル」でくぐります。そして令和島(中央防波堤外側埋立地)で地上に出て、中央防波堤と青海・お台場方面を結ぶ「青海縦貫線」と立体交差します。

 以降は「臨海中央橋」「東京ゲートブリッジ」で、東京都心を左手に見て進み、終点の江東区若洲で「新木場若洲線」につながります。城南島から新木場駅付近までは、空いている時間帯であれば、わずか15分。湾岸エリアの一般道での東西移動時間が大きく短縮可能です。

Large 240619 warp 03

拡大画像

東京ゲートブリッジ(乗りものニュース編集部撮影)。

 ただしこの道路は、コンテナ船の入出港がからむ時間帯など、非常に混雑することもあります。いったん渋滞に入り込むと他の道路に抜け出すことは事実上不可能になるため、利用の際はスマホアプリなどで道路状況を確認するようにしましょう。

※ ※ ※

 以上、東京23区の「ワープルート」をお届けしました。もう開発する余地がないと思われがちな東京ですが、今後もまだまだこうした道が新規開通し、もっと便利になるかもしれません。まだ見ぬ未来に期待です。

【了】

【絶対使った方がいい!】マジで時短になる「ワープルート」3選(地図/画像)

Writer: 植村祐介(ライター&プランナー)

1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。