「ドクターイエロー」空から見たことある? 走る姿は神秘的! “黄色い理由”の効果!!

923形「ドクターイエロー」は、鉄道ファンのみならず多くの人々の人気者です。しかし車両の老朽化に伴い、2027年度までの完全引退が決定しました。空から「ドクターイエロー」の雄姿を紹介します。

そもそもなぜ黄色い?

 撮影前にはどういった絵がカッコイイか、誌面には使えるかなどを上空でイメージします。新幹線の回送線は工場や高層マンションが林立したなかを突っ切り、S字で縫うようにして田町に至ります。そこを「ドクターイエロー」がゆっくりと走ります。

 やがて本線と合流し、東京駅へ。東京モノレール、JR山手線、京浜東北線と、普段は白い車体の新幹線と離合する電車も、黄色い車体との離合となると新鮮味が増します。モノトーンな配色のビル群に囲まれたなかを行く「ドクターイエロー」は、屋根部分までレモンのように鮮やかなイエローを纏い、青のストライプがアクセントとなり、目に焼き付くほど印象的な姿でした。

 なるほど、この色だからこそ人々の人気者になるのでしょうね。それが神出鬼没な存在となると、神秘的にも思えるのです。

 そもそも「ドクターイエロー」がイエローの理由は、黄色にすることで停車中に旅客者の誤乗防止となり、夜間作業の闇夜でもイエローは目立つためとのこと。この色が採用されたのは東海道新幹線開業の1964(昭和39)年からで、921形新幹線軌道検測車と、新幹線試作車両B編成を改造した922形電気検測車(T1編成)が、イエロー地に青のストライプを纏って、新幹線の保守点検に活躍しました。

 その後のT2、T3編成もこのカラーを踏襲し、現在のT4、T5編成はフレッシュイエローという、若干鮮やかなイエローとなっています。

【こんなに目立つぞ!】空から「ドクターイエロー」×近鉄特急(写真)

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