新宿駅の風景から“何かが消えた”… 100年に一度?「西口から東口が見える」空前絶後の光景 再開発の全貌

世界一の乗降者数を誇る新宿駅周辺は、2021年から本格的に再開発事業が開始され、駅ビルの解体工事が進行中です。新宿にいながら空が広いなど、普段は見られない光景に驚きの声も聞かれますが、空から見るとどうでしょうか。

新宿駅は東西ルートに難あり

 新宿駅は1日約350万人もの利用者があり、世界一の乗降者数をキープし続ける巨大ターミナル駅です。駅は南北にJR各線の乗り場があり、西側に京王電鉄と小田急電鉄、北は東京メトロ丸ノ内線、南は京王新線と都営地下鉄新宿線、南北に都営大江戸線という位置関係です。

 

 地下と地上の通路は朝から晩まで人、人、人。通勤通学、買い物、観光、さらに外国人観光客も急増し、大きな荷物を抱えた旅行者達が右へ左へと移動しています。

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新宿西口から東口のルミネエストが見える(2024年6月、乗りものニュース編集部撮影)。

 新宿駅は東西へ抜ける歩行ルートにやや難がありました。西口には「西口地下ロータリー」や地下広場があるのですが、東側へ抜けるには、北側の地下自由通路か南口の甲州街道を使う、あるいは入場券を購入して、JRの駅構内乗り換え通路を使って横断するくらいしかありませんでした。

 2020年7月、JRの改札口が移転して地下乗り換え通路が自由通路化したため、地下の東西移動は便利になりましたが、日々新宿駅を利用していると、昭和の中頃に完成したこの駅の全体的な構造は、増加し続ける利用者を受け入れるには限界が来ていると感じます。

 平成が終わりを告げるころ、飽和状態にも思える新宿駅は鉄道会社各社と行政が協力し、官民一体となって再開発されることになりました。新宿区の資料では、2017(平成29)年6月に「新宿の新たなまちづくり」を策定し、2021年7月に事業計画が決定。駅を取り囲むように建ち並ぶビルを建て替え、駅前広場の再編、東西の移動通路刷新など大掛かりな再開発が始まり、一連の事業は「新宿グランドターミナル」と名付けられました。

どうなる新宿! これが再開発後の姿です(イメージ図)

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