【空から撮った鉄道】新宿駅の“ビル”がない! 一生に一度の光景か 再開発の全貌マル見え!

東京のターミナル駅は設備が古くなり、周辺の街とともに大規模再開発が進行しています。新宿駅も2021年から本格的に再開発事業が開始されました。2024年最新の状況をお伝えします。

この記事の目次

・渋谷駅も万年工事中だけど…

・新宿駅、東西ルートに難あり

・2020年からの変化をササッと振り返る

・今だけの景色! 西口からルミネエストが見える

・小田急百貨店本店ビル跡には48階建てのビルが建つ

【画像枚数】全15点

渋谷駅も万年工事中だけど…

 東京の街と駅は、いつもどこかで再開発されています。戦後の復興から高度成長期時代に完成された数々のターミナル駅も半世紀以上が経過し、設備は古くなりつつあります。そこで、駅単体だけでなく周囲の高層ビルや新たな施設を巻き込み拡充するといった、設備を刷新しながらの大掛かりな再開発が、あちらこちらで行われているのです。

 品川駅や渋谷駅はその最たる例で、工事が開始されてからもう10年以上が経過しています。まだ再開発後の全体像が見えてきませんが、渋谷駅はある程度の高層ビルが竣工し、品川駅は人工地盤が広がって、高輪ゲートウェイ駅前の高層ビル群も姿を現してきました。

 ターミナル駅の再開発模様の空撮は、鉄道駅を撮っているというより、街とビルを撮る感覚になってきます。汽車と駅を介して街が発展してきた場所は、いまや電車と駅が脇役のように目立たなくなり、駅が街そのものとなって巨大化しつつあります。この姿は、常に人々が集まり発展し続ける都市の駅の宿命でしょうか。

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最新の新宿駅。西側を底辺にして真上から撮影。西口ロータリーには東西デッキ工場用の仮設スロープが建設中だ。小田急百貨店本館はほぼ解体が済んでいた(2024年5月8日、吉永陽一撮影)。

 そして世界一の乗降者数を誇る新宿駅も、再開発が本格化しています。今回は2024年5月に空撮した、最新の新宿駅の模様を中心にお伝えします。

新宿駅、東西ルートに難あり

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Writer:

1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。日本写真家協会(JPS)正会員、日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。

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