南国の大使館 激レア日本戦車の存在を公開「野球場にあります」

海洋国家の日本ならではの戦車かも

第二次世界大戦で旧海軍の拠点となった場所

 在パラオ日本大使館は2024年6月26日、同国国内に残る戦跡を紹介し、注目を集めました。

  

 パラオはフィリピン東方の太平洋上に浮かぶ複数の島からなる多島国家です。最大の都市はコロールで、このたび在パラオ日本大使館が公開した画像は、そのコロール市の中心部にある野球場の脇に置かれたままになっている1台の車両でした。

 

 この車両は旧日本海軍が使用した「特二式内火艇」です。いわゆる水陸両用戦車で、車体上部には37mm砲搭載の砲塔を装備し、車体後部には2基のスクリューを持っていました。そして車体の前後に浮力を増すためのフロートを取り付けることで、水上航行が可能な構造となっていました。

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太平洋戦争終結後、南太平洋にあるニューブリテン島ラバウルでオーストラリア軍の調査を受ける旧日本海軍の特二式内火艇(画像:アメリカ海軍)。

 公開された画像を見ると、砲塔や車体後部のフロートが残ったままであることがわかります。なお、説明によると、前部のフロートは外れた状態とのこと。

 パラオは第一次世界大戦後の1919年から第二次世界大戦終結の1945年まで、約25年間にわたって日本の委任統治領でした。そのため、コロールには日本の行政機関が数多く置かれたほか、第二次世界大戦中は旧日本海軍の拠点にもなっています。

 こうした経緯から、同地には当時使われていた兵器の遺構が複数残っており、先に述べた特二式内火艇もそのひとつです。

 今回の画像公開に対し、SNS上では「以前行った時よりも随分と周りの草が伸びてますね」「一度は訪れたい」「コロール島のアサヒスタジアムのすこし奥に行ったところにあったなぁ」などといったコメントが寄せられていました。

【了】

【案外キレイ?】これがパラオに残る特二式内火艇です(写真)

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