ウクライナ軍「半年で30機以上のロシア軍機を破壊」防空システムに撃破でも“目覚ましい戦果”を報告
長距離攻撃が功を奏す?
6月の防空システム撃破数は過去2番目
ウクライナ国防省は2024年7月2日、多数の航空機と防空システムを撃破したと発表しました。
航空機に関しては、2024年上半期の戦果を報告し、30機以上のロシア軍用機を撃墜または撃破したと発表。公式X(旧:Twitter)に投稿した画像には、撃破した軍用機の機種と戦果を挙げた場所の位置も表記されており、2024年6月9日に前線から約600km離れたロシア西南部アストラハン州のアフトゥビンスク飛行場で撃破されたとされる、新鋭ステルス戦闘機Su-57の表示もあります。
また、防空システムに関しては6月中の戦果が報告されており59基を撃破したと発表。これは、2022年2月にロシアによる侵攻が始まって以降では2番目に多い撃破数になるそうです。
これら戦闘機の地上撃破や防空システムへの攻撃で、ここ数か月目立っているのが、前線から距離のある遠隔地への攻撃です。これらの攻撃にはアメリカから供与を受けたMGM-140 ATACMS(エイタクムス)地対地ミサイルや自爆ドローンによる長距離攻撃によるものがかなりの数含まれています。
なお、同発表はウクライナ国防省の発表であり、第三者機関が調べたものではないため戦果が正確であるかは定かではありません。
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