「酷道」とのギャップがスゴイ!? 開通ホヤホヤ「冠山峠道路」を実走 山奥の新ルートはマジで“高速の迂回路”になり得るのか?

岐阜と福井を結ぶルートといえば北陸道が一般的ですが、2023年には国道417号「冠山峠道路」が新たに誕生しました。この新ルートの利点は何なのか、実際に走り探してみました。

美しい景色と、酷道時代の名残に感動

 クラウンロードの岐阜県側は、横山ダム、徳山ダムがある揖斐川に沿って道路が続いており、左右に次々と現れる光景がまず壮大。水面に景色が反射して浮かび上がるほどで、景色の美しさに感動しました。

 また、事前に地図で確認していた通り、クラウンロードは急カーブが少なく、比較的真っ直ぐの道が続きます。運転に不慣れな初心者でも、安心して走れるように感じました。

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水面に反射して浮かび上がる景色(2024年、松田義人撮影)。

 そして、前述の道の駅にいたようなライダーたちも多く走っており、おおむね皆スピードを出さずにトコトコとしたツーリングを楽しんでいる様子。やはり、北陸道や国道8号とはまるで違う景色とのんびりとした移動を楽しむために、クラウンロードを利用する人が多いように感じました。

 やがて、県境の冠山付近に新設された冠山トンネルを通ります。全長約4.8kmに及ぶトンネルもまた真っ直ぐ。そのため、トンネル走行時特有の睡魔を少々感じまたが、その一方で路面も設備も真新しく、心地良く走れました。

 ちなみに、冠山トンネルができる前の「酷道」での峠越えは、一説では19.4kmの林道に1時間以上がかかったとのこと。

 それが、冠山トンネルでわずか6分に短縮された上、天候に左右されることなく通年通行できるようになりました。言うまでもなく、岐阜・福井の両県民にとって実に喜ばしい開通だったことを強く感じました。

【写真】ギャップがすごい! 冠山トンネルと旧酷道を写真で見る

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