20日間だけ 異例の「高速経由」一般路線バス運行へ 運賃据え置きで“紅葉の大渋滞”回避!

有料道路を通りますが運賃変わりません!

いろは坂を行く路線バスの「急行」系統として

 東武鉄道と東武バス日光は2024年9月24日、東武日光駅と中禅寺湖エリアを結ぶ路線バスで、10月から11月の20日間、「日光宇都宮道路」経由の急行バスを運行すると発表しました。

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第二いろは坂。東武の一般路線バスも走る(画像:Fabio Formaggio/123RF)。

 このバスは通常、JR日光駅から東武日光駅を経て、市街の目抜き通りである国道122号を経由して運行されますが、急行系統はそのバイパス(自動車専用道)である有料の日光宇都宮道路の日光IC-清滝ICを経由。市街地をまるごとスルーして「いろは坂」を上り下りし、奥日光の中禅寺温泉までを結びます。

 理由は紅葉シーズンにおける日光市街地の渋滞を避けるため。CO2排出削減の推進にも資するといいます。

 運行日は10月12日(土)から11月4日(月・休)までの計20日間。平日は中禅寺温泉16時10分発の東武日光駅行きのみ。土休日は東武日光9時50分発の中禅寺温泉行きも運行されます。全体の所要時間は45分です。

 なお、運賃は大人片道1250円で、通常便と変わりません。運行車両は大型の乗合バスが使用されますが、車両定員に達した場合は乗車できないといいます。

【了】

【少しは渋滞マシに!?】栃木で運行される「高速経由」急行路線バス(地図/画像)

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