F-35戦闘機「全部同じじゃないですか!?」「よく見ろ!全然違う」タミヤ担当者が激白、最もキット化し難かったタイプは?

「全日本模型ホビーショー」のタミヤブースで、48分の1スケールの F-35C「ライトニングII」が公開されました。これによりタミヤ製キットでF-35A、F-35B、F-35Cの全てを揃えることが可能に。ただ、商品化にあたって意外な苦労もあったそうです。

一番こだわったのが主翼部分

 ただ、垂直離着陸タイプであるF-35Bに比較すると、ウエポンベイやエンジンなど内部のパーツには大きな変更点がなかったとのこと。B型のときは約70%が新規パーツだったそうです。ただ、一般的にプラモデルで同系統ながら別仕様の機体や車両が販売される場合、通常は30%程度が新規パーツなのが一般的なので、ほぼ別製品であることは変わりありません。

Large 20241019 01

拡大画像

「1/48 ロッキード マーチン F-35C ライトニングII」(斎藤雅道撮影)。

 新規パーツ率はB型よりも低かったものの、実機の調査に関してC型はかなり困難だったそうです。F-35シリーズは機密の部分が多いため、展示機であっても一定の距離を置いてしか見ることができないことは共通していますが、加えてC型に関しては、まだ配備数が少ないうえにアメリカ空母にしかない機体であるため、日本国内はもちろんアメリカ本国でもほとんど見る機会がありません。担当者は「航空祭などでも飛びませんので、ロッキードマーチンの資料や写真を見て作りました」と苦労を明かしてくれました。

 一番こだわり、そして大変だった点は主翼のギミックで、接着剤で固定する必要がなく、翼を折った状態と、主翼を広げた状態をパーツの差し替えで再現する機構を作るところだったとか。

「脱落しないように固定しつつ、脱着できるようにしないといけない、これは大変でした。しかし、折りたたんでいる姿は艦載機らしい、翼長の大きい姿も捨てがたい『どちらか選べない』という方は多いと思いましたので、ここは重要でした」

 タミヤ48分の1 傑作機シリーズでF-35Aが発売されたのは2022年12月のこと。最初の派生型であるF-35Bが2023年12月なので、今回のF-35Cが予定どおり2024年12月に発売されれば、1年間隔でF-35は新規キットが発売されることになります。

 プラモデルとしては、かなりハイペースでの商品展開といえるでしょうが、A型を開発している段階から「ABC全部やろう」という話はあったそうなので、タミヤとしては最初から既定路線だった模様です。

【翼の長さ全然違います!】これがF-35CとA,Bの比較です(写真)

Writer:

ミリタリー、芸能、グルメ、自動車、歴史、映画、テレビ、健康ネタなどなど、女性向けコスメ以外は基本やるなんでも屋ライター。一応、得意分野はホビー、アニメ、ゲームなどのサブカルネタ。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  2. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  3. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  4. 神奈川県警の“バイクは自転車レーン走るな”投稿にツッコミ殺到! 「自転車にも車にもバイクにも迷惑です」…何が問題に?
  5. 史上最大の軍艦より135mもデカい!? 旧海軍「大和」を凌ぐ『エースコンバット8』の新ボス「陸上戦艦」の衝撃スペックとは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号