整備新幹線決定から41年 未だ見えぬ全線完成
1973年、5路線の「整備新幹線」が決定されます。新幹線建設の前段に達したことを意味するその決定ですが、それから41年を経た現在も未だそれらは完成しておらず、問題も残されていました。
昭和に誕生した5路線の「整備新幹線」
今日から41年前の1973(昭和48)年11月13日、5路線の「整備新幹線」が誕生しました。
新幹線の建設は、国土交通大臣がまず「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線」の基本計画を、続いてその「整備計画」を決定したのち、建設を指示する、というのが大まかな流れです。1970(昭和45)年に定められた「全国新幹線鉄道整備法(全幹法)」によって、そう決められています。
そして1973年11月13日に整備計画が決定した、簡単に言い換えれば建設の前段に達した5つの新幹線路線が特に「整備新幹線」と呼ばれています。北海道、東北、北陸、九州(鹿児島ルート)、九州(長崎ルート)の5路線です。現在、整備計画が決定した段階にある路線にはリニア中央新幹線もありますが、これは整備新幹線に含まれません。
現在から41年前に決定された整備新幹線ですが、未だそのすべては開業していません。区間によっては、ルートさえ決まっていない場合もあります。
整備され便利になるのは良いことだが、過去の高度経済成長期で人口減の不安の全くなかった時代の政策をまるまる引き継ぎ、国民に後に直接的には見えない間接的な税負担をごまかし的に追加請求だくはやめてもらいたい!!
秋田へ行く路線図が間違ってますね
図にある福島~山形~秋田のルートは基本計画で告示された奥羽新幹線のルートであって、整備されたルートとは異なりますので誤解のないように。
また、実際に整備された山形・秋田新幹線は法的には新幹線では無く在来線となります。
茨城だけ通ってないのか…
東北本線と同じように古河市を通ってますよ。
あと北海道は苫小牧方面もいくルートあったのか