「イクメン」も乗りたくなる自転車へ? 最新「ママチャリ」進化論

ここ数年、「ママチャリ」の姿が大きく変わりつつあります。はたしてどのように変化し、どのような実力を持っているのか、そこへ至るまでの「進化論」を、人気モデルを数多く販売するブリヂストンサイクル広報の竹内理さんに伺いました。

今や「パパチャリ」とも言える自転車に

 ここ数年、「ママチャリ」の姿が大きく変わったと思わないでしょうか。電動付は当たり前、前後に設置するチャイルドシートはどっしりとした佇まい、そしていまや「ママチャリ」という言葉自体も変わってしまうようなコンセプトのモデルまで登場。そんな最新トレンドの「ママチャリ」の実力とそこに至るまでの「進化論」を、人気モデルを数多く販売するブリヂストンサイクル広報の竹内理さんに伺いました。

 ブリヂストンサイクルには、いわゆる子どもを同乗させて移動できるシティサイクル「ママチャリ」と呼ばれるシリーズとして、「Angelino(アンジェリーノ)」「bikke(ビッケ)」などのほか、ここ数年で同社の新たなスタイルを確立した「HYDEE.II(ハイデーツー)」という自転車があります。

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ブリヂストンサイクルを代表するママチャリの「HYDEE.II」。写真は2015年2月に販売された「滝沢眞規子さん限定モデル」(画像提供:ブリヂストンサイクル)。

 これは、同社が2008年頃から主婦層に人気の雑誌『VERY』の読者の意見を反映する形で商品開発をスタート。「パパもママも乗れるハンサムバイク」として2011年6月より販売しはじめると、当初は年間3000台の販売を想定していたにも関わらず、わずか2ヶ月でそれを達成するほどのヒットとなりました。

 見た目にも気を配る『VERY』読者を納得させるデザインと、一方で子ども乗せ自転車としての安全性も確保するために、車体からチャイルドシートまでいちから開発。結果ママが扱う安全性と、パパも好むスポーティスタイルを共存させることに成功しました。

「タイヤを太めにしたり、ハンドルを幅広いクルーザースタイルにしたりと、男性も好むデザイン性を盛り込みながら、乗りやすさも同時に確立しました。また、自転車メーカーとして安全性は絶対に譲れませんでしたので、それとデザイン性の両立は本当に大変でした。でもだからこそ、これだけお客様に受け入れられたのだと思います」(ブリヂストンサイクル広報、竹内理さん)

 安全面だけでなく、より快適な運転を実現する機能面も充実しています。暗闇になると自動で点灯する「オートライト」に加え、ハンドルのぐらつきを制御する「テモトロック」、大きく踏み込みやすいアルミペダルなど、細かな部分にまでこだわりが息づきます。前出のクルーザースタイルのハンドルはゆったりとした姿勢で、乗りやすさにも配慮。太めのタイヤも、安定した運転を実現させる機能性を併せ持ちます。さらに電動アシストに関しても長時間維持させる高性能バッテリーに加え、坂道など走行状況を察知しアシスト力をコントロールする「トリプルセンサーシステム」を採用。ちなみにチャイルドシートは脱着も可能です。

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