空母「遼寧」は帝国海軍「鳳翔」? 中国は大海原で何をしたいのか
海中から空まで強化が進む中国海軍
そうしたなか、艦艇約890隻を保有している中国海軍で優先的に増強が行われているのが約60隻を占める潜水艦です。ロシアから「キロ級」潜水艦を導入するとともに、国産潜水艦の建造をすすめ、新型の潜水艦発射型弾道ミサイル「JL-2(巨浪2)」を搭載した「094型(晋級)」原子力潜水艦がまもなく戦力化されるとみられます。
さらに2013年には、中国海軍初の航空母艦「遼寧」が就役しました。旧ソ連で建造され未完成のままウクライナに放置された「ワリャーグ」を買い取り、改修を加えた空母です。同型の姉妹艦であるロシア海軍「アドミラル・クズネツォフ」は多数の対艦ミサイルなどを搭載しているのに対し、武装を撤去し本格的な空母としての航空機運用能力が重視されています。
またその艦載機として「J-15(殲15)」艦上戦闘機が開発されており、現在「遼寧」において発着艦試験が実施されています。この「J-15」もまたウクライナから購入したロシア製「スホーイSu-33」が原型で、それを参考に中国が国産化したものです。
「遼寧」は発艦用のカタパルトを持たず、戦闘機が自身の推力で加速し、勾配の付けられた艦首にから飛び立つ「スキージャンプ方式」を採用しています。このスキージャンプは手っ取り早く実用化できる反面、最大離陸重量の面で不利となるので、「J-15」はあまり多くの兵装類を搭載できないとみられます。
ただこの弱点は兵装を優先搭載し、その分燃料を減らしてから発艦、燃料はあらためて空中給油するという方法で補うことが可能です。
埋め立てたいんです。
この記事の著者は、もう少し勉強してより正確な記事を書いてもらいたい。防衛省の正式発表や防衛白書なども熟読してもらいたい。
旧帝国海軍の最初の空母、鳳翔とロシアの払い下げ空母を同レベルにたとえないで欲しい。
外国(イギリス)の協力はあったが当時、非常に優れていた、
艦上機の大型化により、訓練用、標的艦になったが、ミッドウェイ海戦にも同行していた。