渋滞名所の海老名JCT、改良で汚名返上か 実走で見えたその効果
ランプウェイを2車線化できたカラクリ
私(清水草一)としては、当該ランプウェイを拡幅せず2車線化するのは不可能と考えていました。現場の幅は約7メートル。1車線の幅は3.5メートルですから、2車線取ったら路肩はゼロになり、白線すら引けません。加えて、2車線のまま圏央道の本線に合流させるには、合流部の延長が短すぎると考えたからです。
NEXCO中日本によると、「これまでは、右側の路肩が2.635メートル、車線が3.5メートル、左側の路肩が1.125メートルでしたが、今回は車線を3.25メートル×2に狭め、路肩を0.38メートルずつとしてあります。ほとんど路肩がないような状態になっていますので、注意してご利用ください」とのことでした。
確かに両際は壁ギリギリに白線が引かれているだけで、路肩はありません。しかしこういった形態は首都高では当たり前ですし、危険というほどではありません。
車線幅の3.25メートルに関しても、高速道路で認められている最低限の数字はクリアしており、走ってみても狭いとは感じませんでした。大型特殊車には幅が3メートルを超えるものもあり、隣の車線にこういった超大型トレーラーがいる時は注意が必要ですが、それ以外は何の問題もないでしょう。
本事案、私も気になっておりましたので早速現況の確認に行かれたことは評価します。
しかし、「2車線化翌日」ということは10/31(土)に行かれたかと推察されます。
渋滞が解消もしくは大幅に改善されるのは間違いないかと思いますが、平日の通勤時間帯の状況をご確認いただいて、改めて記事化して頂けないでしょうか?
客観的なデータを用いた研究家らしい記事を期待します。
呆然としました。
文面当初にあるこの言葉の使い方はおかしいと思います。
大和トンネル:本線での本方式採用は速度低下を招き、逆に渋滞を発生させる恐れがある。
本件の恒久化:新東名開通後、更には横浜方面延長後、本線1車線で容量足りるのか心配。合流部の延長はやるべき。
...とはいえ、埼玉区間全通で渋滞が大渋滞となる前に、サクッと対策した中日本を高評価することはよいと思う。
大和トンネルの話題にも触れられていましたので私見を述べます。そもそものあそこら辺の渋滞の根源は日常生活道路として東名が周辺住民や商用に使われ過ぎている点にあると思っています。
東名阪の動脈としての機能を担保するためには新東名建設よりも246と国道1号線の間に県民向けのバイパスを作ってしまった方がよいのですが神奈川県内の市を跨ぐ道路建設は計画自体がないに等しいです。それによりもたらされる国道や高速道路整備は国が多額の予算を割いてやるべきことではないと思います。
これは新東名全線に言えることで、新東名は全て分断し各県内で完結する無料バイパスのような新道にすべきでしたがもはや後の祭りです。
東名高速をスピードアップさせるために国はあえて日常利用の車両を減らすための地域向けバイパスに投資するという発想はないんでしょうかね。次から次に湯水のごとく金を注ぎ込んで付け焼き刃の増設を続けたところでいずれは少子化と東京への人口一極集中で有料道路など赤字まみれになるはずです。愚かな垂れ流し行為だと思いますが一度動きだせば止まらないんでしょうね。