どうりで“いい道”だ! 実は「もと有料道路」関東甲信の神ルート5選 無料化で地域の動脈に/知る人ぞ知る抜け道に!?
一般道のなかでたまに遭遇する「やけに立派な区間」。そうした場所はもともと有料道路だった可能性があります。昔も今も非常に“使える”ルートとして機能しつつ、有料時代の痕跡が急速に失われてしまった道路を振り返ります。
熊谷東松山道路
埼玉県東松山市の関越道 東松山ICと、熊谷市を南北に直結する県道が「熊谷東松山道路」です。熊谷市から北は、国道407号を通っての群馬県太田市、国道17号「上武道路」を通っての同伊勢崎市など、北関東の工業集積地と関越道を結ぶ重要な路線でもあります。
この熊谷東松山道路のうち、滑川町森林公園南口交差点から熊谷市万吉交差点までの区間は「熊谷東松山有料道路」として、開通した1974年から無料開放される2004年まで、料金を徴収していました。
道路は基本的に片側2車線で、他の多くの道路と信号機のある交差点で平面交差しますが、歩道はきちんと区分されています。
なおこの熊谷東松山道路が結ぶ南北軸は、現在では国道407号、大里比企広域農道(みどりの道)が並行して走り、それぞれが関越道渋滞時の抜け道としても機能しています。
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以上、首都圏からドライブしやすい範囲の“もと有料道路”をご案内しました。こうした道路は、無料開放直後には料金所跡などが残っていますが、時間の経過とともに、そうした痕跡は消えていくのが常です。興味がある方は、そうした遺構を探してみてはいかがでしょうか。
Writer: 植村祐介(ライター&プランナー)
1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。
八王子バイパス
走りやすいので速度も出がち
だから白バイも覆面もうじゃうじゃ
法定60キロを80以上で爆走するのもいるけど、小田厚と一緒でスピードを出してはいけない道路です
いつか捕まります
鎌倉から逗子までの海沿いのR134