実は快適!? 25年に”消滅”、羽田空港の激レア施設「離れ小島の空港ビル」とは 今春「本館の一部に」

羽田空港には本館ビルと繋がっておらず、搭乗待合室・搭乗口のみが中に入っているユニークな「離れ小島の空港ビル」が存在します。今回、その空港ビルの発着便を実際に使ってみました。

実は本館よりイイかも? でも将来は「本館の一部」に

 その一方で、サテライトの搭乗待合室の座席に関しては、数人掛けの長椅子が並ぶ本館のものよりバラエティが豊かで、4人がけのテーブル席もあるほか、ソファタイプのものや、リクライニングチェアも設置されているなど、豪華さや待機のしやすさも本館より勝っているといえるでしょう。

Large 20250101 01
羽田空港第2ターミナルの「サテライト」への案内標(乗りものニュース編集部撮影)。

 今回の改修工事では、搭乗口を備えた空港ビルを、本館とサテライトのあいだに新設する計画で、この新たなビルがつなぎ目となり、本館・サテライトはひとつの空港ビルになります。

 ちなみにサテライト発着便の場合、チェックイン画面や保安検査場の券面に表示される搭乗口番号は46・47・48の3つ。とはいうものの、飛行機がどのスポットに割り当てられるかを、前もって完全に把握するのは難しいため、このサテライトを使って飛行機に乗れるかどうかは運次第です。ただ、一般的には福岡・伊丹・札幌・沖縄行きといった国内幹線では、サテライト発着便は少ない傾向にあります。

【写真】イイ! これが「離れ小島の空港ビル」の内部です

最新記事

コメント