「日本一の巨大交差点」8日ついに立体交差化! 上下合わせて16車線が交差 「通り方」もいろいろ変化
国道4号の箱堤交差点が立体交差に変わります。
仙台の箱堤交差点が立体化
国道4号の箱堤交差点で、2025年2月8日5時、立体交差が開通します。
箱堤交差点は、仙台市の南北を貫く国道4号仙台バイパスにあります。元々、国道の北行きが左折1+直進3+右折3=7車線(現在は6車線)、南行きはさらに左折1車線が多い8車線(現在は6車線)、交わる市道もそれぞれ片側5車線で平面交差しており、「日本一大きい交差点」ともいわれます。
仙台バイパスは、1日8万台以上が通過する東北で最も交通量の多い幹線道路です。渋滞緩和や事故防止を目的に改良事業の「仙台拡幅」が進んでおり、今回、この箱堤交差点を含む1.4kmの区間が、立体化されます。
立体化後は、北側の苦竹ICから箱堤交差点を越え、南側の卸町交差点まで、片側2車線の立体部が構築されます。箱堤交差点の国道は、片側が側道6(左折1+直進3+右折2)+立体2=8車線、上下計16車線に変わります。
なお、立体化により、仙台バイパスの通行方法が一部変わります。卸町交差点は、南行きの「立体部から左折」「側道から右折」ができなくなります。そのため箱堤立体の手前から側道部や立体部を利用することになります。
北行きで苦竹ICから国道45号(塩釜・県庁方面)に進みたい場合は、箱堤立体へは行かずに、側道を進みます。
国土交通省東北地方整備局の仙台河川国道事務所は、それぞれの方面の通行方法について、ウェブサイトで一部動画付きで詳しく紹介。「通行方法を事前にご確認いただき、安全運転のご協力をお願いします」と呼び掛けています。
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