日英伊の次期戦闘機「“8か国”共同開発」の可能性も!? 「統合しようよ」「仲間に入れて」 足並み揃わぬ欧州

日英伊の3国共同で進む次期戦闘機の開発プロジェクト「GCAP」に対し、仏独西の3国は「FCAS」を進めています。両者は「統合すべき」という意見が根強くあるほか、それぞれに参加したい“第4国”も存在。各国の足並みは揃うのでしょうか。

狙いは有人戦闘機というより“お供”?

 エアバスのフォーリCEOがGCAPとFCASの統合を主張したのはこれが初めてではなく、2024年3月にもイギリスの新聞「ガーディアン」のインタビューに答える形で、FCASとGCAPは統合すべきだと主張しています。

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ドイツ空軍のユーロファイター(画像:ドイツ空軍)

 フォーリCEOはその理由として、「安全保障環境が悪化しているのに我々(ヨーロッパ諸国)が協力しないのは愚かなことだ。これ(GCAPとFCASの統合)はヨーロッパが安全保障分野のプレーヤーであるか否かを決める決定的な瞬間だ」と述べています。

 実のところヨーロッパには、2つの新戦闘機開発計画がヨーロッパ内にあるのは無駄だという声が根強く存在しており、イギリスがイタリア、スウェーデンと協力して有人戦闘機「テンペスト」の開発を進めようとしていた時期から、ヨーロッパの政府・企業の要人や軍首脳などからテンペストとFCASの統合を望む声が多く上がっていました。

 ただ、イギリスが日本、イタリアと共同でGCAP計画を進める方針に転換してからは、完全な統合を求める声はあまり聞かれなくなりました。

 GCAPとFCASは、共に有人戦闘機とUAS(無人航空機システム)を組み合わせた戦闘航空システムですが、GCAPには今のところ有人戦闘機と行動を共にするUASを共同開発する予定はありません。フォーリCEOが2025年に「何らかの形で統合される」と述べているのは、ヨーロッパ諸国が導入するGCAPとFCASのUASを共同で開発したいという意味なのかもしれません。

【一歩進んでる?】これが仏独西の「次期戦闘機」と「超スゴイ無人機」です(写真)

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コメント

1件のコメント

  1. メローニ首相のコメント「サウジの参加に賛成だが、すぐにとはいかない」で今回重要なのはむしろ後半なのになぜ露骨にそこを省いた偏向報道をするのでしょうか。

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