JR四国が“魚業”スタート!? 「食べてみたら絶品でした!」 最初に養殖試みた意外な品種とは

JR四国が約2年をかけ事業化へ漕ぎつけたのは、なんと「魚の養殖」。鉄道会社がなぜ、新規事業として水産業を始めたのでしょうか。

エビがなぜサーモンに?

 エビがサーモンに変わったのは、実際に養殖を行っている業者に対して、エビに限らずにヒアリングした結果なのだそう。

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JR四国としての、ミルクサーモン養殖事業への携わり方(画像:JR四国)

「養殖業者のひらやま様が行っていたサーモンの陸上養殖を実際に拝見し、その事業内容や取り組み実績、その想いなどを聞くなかで可能性を感じました。『ひらやま式陸上養殖システム』は、大手の巨大事業と異なり、地下水、設置場所、電気があれば養殖が可能であり、投資額が抑えられることもあり、今回の事業実施に至っています。社内からは反対もなく、むしろ応援の声が大きかった印象があります」(JR四国広報室)

 なおJR四国によると、最終的に四国に貢献(活力を与えうる)できる事業という趣旨のため、四国内での養殖実現を進めていたものの、完全閉鎖循環式の養殖に必要な地下水の採取や排水の調整が思ったより困難であったことから、今回は熊本県八代市に生簀を設置してトライアルを行いましたが、2025年1月末より、愛媛県西条市にある愛媛県漁業協同組合ひうち支所と協業し、四国内での事業展開にも乗り出しています。同社は、今後も四国内での展開拡大を目指す考えとのことです。

 なお、今後ミルクサーモンをどう展開していくのかについては、「当社はミルクサーモンのブランドありきで展開するつもりはありません。例えば、2024年12月に首都圏のスーパーにて販売した際には、JR四国の生簀から出荷したものをひらやま様のブランド『桃太郎サーモン』として販売しました。私たちは生産者ですので、例えば四国地域で展開する場合に、ご協力頂いた自治体から『〇〇サーモン』として販売したいという要望があるなら、協力させて頂く考えです」と話します。

 出荷先もグループ企業にこだわらないといい、四国地域と運命共同体であるという認識のもと、「四国を元気にしたい、地域活性化につなげたい」という考えで取り組むとしています。そこで、JR四国グループで展開する場合のみ「ミルクサーモン」として販売するそうです。

東京でも食べられる! これがJR四国のサーモン使った寿司です(写真)

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