従来比2倍サイズのセンサーを搭載した高級コンデジ キヤノン「PowerShot V1」が2025年4月下旬に発売!
キヤノンは、本格的な動画撮影を楽しめる「PowerShot Vシリーズ」の第2弾となるコンパクトデジタルカメラ「PowerShot V1」を2025年4月下旬に発売すると発表しました。
静止画も動画撮影も両刀のコンパクトデジタルカメラ登場!
キヤノンは2025年2月20日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot V1」を2025年4月下旬に発売すると発表しました。
「PowerShot V1」は、本格的な動画撮影を楽しめる「PowerShot Vシリーズ」の第2弾となるコンパクトデジタルカメラで、2023年6月に発売されたVlogカメラ「PowerShot V10」に続く製品です。
通常のコンパクトデジタルカメラに搭載されている1.0型センサーと比較し、面積が約2倍となる1.4型CMOSセンサーを同社のコンパクトデジタルカメラとして初めて搭載。有効画素数最大約2230万画素となっています。
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このセンサーと映像エンジン「DIGIC X」の組み合わせにより、常用ISO感度最高32000(静止画撮影時)の高感度撮影を達成しているほか、瞳検出機能などを含む独自のAFシステム「デュアルピクセルCMOS AF II for PowerShot」により、高速・高精度なAFを実現しているそうです。
搭載されるレンズは35mm判換算で、焦点距離約16mmから50mm相当のズーム域をカバーしており、複数人での自撮り、スナップ撮影、Vlogなど幅広いシーンでの撮影に対応しています。
電子シャッター時には、最高約30コマ/秒の連続撮影を実現し、素早く動く被写体の撮影が可能です。
カメラが自動でシーンを認識し、夜景や逆光などの撮影が難しいシーンをサポートする「アドバンスA+」モードや、ジオラマ風やトイカメラ風など印象的な撮影ができる「クリエイティブフィルター」など、豊かな写真表現を実現する機能を多数搭載しているそうです。
「PowerShot V1」は動画撮影機能にも注力しており、カメラ内部に冷却ファンを搭載して、熱を効率的に排出することで、動画撮影時において温度上昇による撮影時間への影響を低減しながら撮影できるそうです。
また、4Kクロップ/60Pの動画撮影の実現に加え、「Canon Log 3」に対応し、10bitの豊かな階調と色彩の再現性に優れた撮影が可能。さらに、商品レビューに適した「レビュー用動画」や、手持ち撮影に効果的な「手ブレ補正動画」などの撮影モードにより、快適な動画撮影を実現するとしています。
「PowerShot V1」の価格はオープンとなりますが、キヤノンオンラインショップでの販売価格は14万8500円(消費税込み)です。
年に一度のカメライベントCP+にキヤノンが出展
また、キヤノンは2025年2月27日から3月2日までパシフィコ横浜(横浜市)で開催される、カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2025」に出展すると発表しました。静止画・動画の幅広い撮影ニーズに応える製品・ソリューションの展示や、先進の3Dイメージング技術による映像体験のほか、写真家・映像クリエイターによる多彩なコンテンツを届けるとしています。
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「EOS R SYSTEM」初のフラッグシップ機で2024年11月に発売された「EOS R1」や、プロ・ハイアマチュア向けのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R5 Mark II」で、スピード感のあるバスケットボールや、躍動感あふれるチアダンスのライブパフォーマンスを撮影できるタッチ&トライコーナーも設けて、プロの撮影現場を支えるアクション優先機能やトラッキング性能を体験できるそうです。
また、4月下旬発売予定の新製品「PowerShot V1」についても初披露する予定とのことです。
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