世界最大級のカメライベントが開幕! CP+2025で見る OM SYSTEM、パナソニック、富士フイルムの新製品たち

カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2025(Camera & Photo Imaging Show 2025)」が2025年2月27日から3月2日にかけてパシフィコ横浜(横浜市)で開催されています。今回は同イベントからOM SYSTEM、パナソニック、富士フイルムのブースについてお伝えします。

富士フイルムのフラッグシップは驚異の1億200万画素!

 デジタルカメラ事業の新ブランドタグラインとして「愛(いと)おしさという哲学」を掲げる富士フイルム。同社ブースではミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」の最新モデル「X-M5」(2024年11月発売)や、中判カメラ「GFXシリーズ」のフラッグシップモデルで1億200万画素センサーを搭載した「GFX100 II」を展示。撮影体験コーナーでは単焦点望遠レンズの「XF500mm F5.6 R LM OIS WR」(2024年12月発売)や「GF500mmF5.6 R LM OIS WR」をその手で持つことができます。

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中判カメラ「GFXシリーズ」のフラッグシップモデル「GFX100 II」のほか、チェキなども展示されている富士フイルムブース(深水千翔撮影)

 小型軽量がセールスポイントの「X-M5」は、「X-M1」から約11年ぶりに登場したX-Mシリーズです。重さは現行のXシリーズの中で最軽量の355g。富士フイルムが「『小さい』『軽い』は正義」とうたうように、ポケットに収まるサイズ感となっています。

 軍艦部にダイヤルを配置したクラシカルな外観を持ちつつも、忠実な色再現を得意とする2610万画素センサーの「X-Trans CMOS 4」と、高速画像処理エンジン「X -Processor5」を採用。自動車、飛行機、電車などをAIで検出し自動的に追尾する被写体検出AF機能も搭載しており、日常的な使用から本格的な作品撮影までさまざまなシチュエーションで使えるオールラウンドな機種となっています。

 また、富士フイルム独自のフィルムシミュレーション機能も備わっており、フィルムを交換するように多彩な色の再現を楽しむことができます。

ワイドに撮れるチェキ! 「instax WIDE Evo」の実機展示!

 このほか、インスタントカメラ「instax“チェキ”」シリーズの新製品「instax WIDE Evo」(2025年2月発売)も実際に触れることができます。

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富士フイルム「instax WIDE Evo」はワイドフォーマットのチェキだ(深水千翔撮影)

 同製品はチェキでありながら、背面のモニターを見ながら撮影し、好きな画像を選んでプリントできるハイブリッドタイプ。ミニフォーマットの2倍のサイズとなる「ワイドフォーマット」を採用しています。さらにスマホとも連携ができ、遠隔操作しての撮影やスマホの写真をチェキにプリントできるなど、面白い使い方ができそうなカメラとなっています。

【画像】これが今年のCP+だ! 新製品の画像を詳しく見る!

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