座席ない! “貨物新幹線”ついに登場へ 「つばさ」車両改造し荷物専用に JR東日本
JR東日本は、E3系電車1編成の全号車を荷物輸送専用車両に改造すると発表しました。
第1便は東北新幹線の盛岡→東京
JR東日本は2025年3月4日(火)、E3系電車1編成の全号車を荷物輸送専用車両に改造すると発表しました。E3系は山形新幹線の「つばさ」などとして使われています。

改造にあたり、座席などを撤去し床面をフラット化。同社が現在実施している、新幹線で荷物を輸送するサービス「はこビュン」を強化する形で、平日の定期運行を目指すとしています。第1便は2025年秋、東北新幹線の盛岡~東京間の上り列車となる予定です。
輸送量は100箱単位とし、最大で1000箱程度の大口輸送を想定。運行時はE5系電車「やまびこ」と連結し、正午前に盛岡新幹線車両センターを出発、午後に東京新幹線車両センターに到着するダイヤが検討されています。
JR東日本は、高速・多量荷物輸送の事業化により、グループ全体で年間100億円規模の収益獲得を目指すとしています。そのうえで、物流業界の人手不足問題や二酸化炭素排出量削減など、社会的課題を解決したいとしています。
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