「夜行の折り返し便」快適性は? 東京‐大阪で2階建て高速バスの“昼行便”に乗ってみた!
東京~大阪間の移動には様々な乗りものが使えます。旅の面白さと快適性を併せ持っているのが、夜行バスの折り返し昼行便である「グラン昼特急」ではないでしょうか。2階建てバス最前列からの模様を紹介します。
2階建てバスが並ぶ! 乗り間違い注意
先が長いので、夜行バス用座席の寝心地を体験することに。2Cに乗客がいないのでリクライニングすると、寝心地も良好でした。

11時44分、2分遅れで休憩場所の「道の駅もっくる新城」に到着。車内放送で「休憩地で東京行きバスと並びますので、お間違えがないように」と案内がありました。ここでは名物「とん鶏汁」を購入。野菜たっぷりの汁物で、白髪ねぎがよいアクセントでした。
戻ると、2階建てバス2台が並んでおり迫力がありました。もう1台は東京行き「青春昼特急4号」です。こちらは2階も2+2列の定員重視車ですが、ほぼ満席に見えました。
「グラン昼特急1号」の車内2階に戻ると、大半の乗客がプライベートカーテンを引き休んでいました。乗務員が乗車を確かめ出発。ほどなく伊勢湾岸自動車道で名古屋港を横断すると、車窓にリニア・鉄道館やレゴランド、ナガシマスパーランドが見えました。
13時52分、甲南パーキングエリアで休憩。忍者が描かれた自販機が目を楽しませてくれます。
14時45分、定刻より2分早く京都深草に停車。徒歩圏内に近鉄京都線の竹田駅、京阪本線の藤森駅があり、京都市内へ便利だからか5人が下車しました。
15時10分。名神吹田を出ると、大阪モノレール、続いて大阪メトロ御堂筋線と並走し、新大阪駅の下をくぐりました。終点の大阪駅JR高速バスターミナルには、定刻より6分早い15時37分着でした。だいぶ回復運転をしたようです。
8時間37分の乗車でも、疲れはほとんどありませんでした。東京~大阪間には様々な移動手段がありますが、あえて昼行の高速バスに乗ることで、楽しいひと時を過ごせました。
※一部追記しました(3月13日12時)
Writer: 安藤昌季(乗りものライター)
ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。
2階席の中央席に、快適なんて言葉は無い!
まさに護送車。
早朝、大阪発東京行きで利用したが出発早々に左右両隣の客が、窓+通路のカーテンを閉めてしまう。
なので中央席は左右、カーテンで囲まれてしまう。
前後もあまり見えない。
そんな客の大半はフードを被り大型ヘッドホンをした若者。
朝から物音ひとつ立てず、かなり静まり返った車内では、お菓子も食べれない位な静かさ。
私はこの空間に耐えられず偶然、九州から都内を走っていた知人が居たので途中のパーキングで降りました。
二度と利用する事は無いでしょう。
もし、利用するならば…
①2階の最前列
②2階の階段近く…かな。