新型エンジン搭載だと!? 最新潜水艦「らいげい」海自に引き渡し 配備先は?

姉妹艦よりも高性能です。

配備先は広島県の呉基地

 防衛省は2025年3月6日(木)、川崎重工神戸工場(神戸市中央区)において、潜水艦「らいげい」の引渡式および自衛艦旗授与式を実施しました。

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「らいげい」引き渡し式の様子(画像:川崎重工)。

「らいげい」は、たいげい型潜水艦の4番艦にあたり、乗員数は約70名、船体サイズは全長84.0m、幅9.1m、深さ10.4m、基準排水量は3000トンです。起工は2021年3月26日で、進水・命名式は2023年10月17日に実施されています。

 前級のそうりゅう型と比べると、サイズ的には基準排水量で50から100トンほど増え、深さが0.1m大きくなった程度ですが、探知能力はそうりゅう型潜水艦と比較して大幅に向上しているほか、静粛性も増しています。

 また「らいげい」は、主機関を新型に換装しているのが大きな特徴です。基本的には3番艦「じんげい」までと同じく、ディーゼルエンジンとリチウムイオン電池からなるディーゼル電気推進ですが、発電機に組み合わせるディーゼルエンジンを最新の「川崎12V25/31」に更新。これにより、従来よりも吸排気圧力が過酷なスノーケル運転に対応できるようになったことで、より効率よく発電できるようになりました。

 ほかにも、潜水艦への女性自衛官に関する配置制限の解除を受けて、居住区内に仕切りなどを設け女性用寝室を確保することや、シャワー室の通路にカーテンを設けるなどして女性自衛官の勤務に対応しています。

 ちなみに「らいげい」は漢字では「雷鯨」と書き、力の象徴としての「雷」と「鯨」を組合わせているそう。この名称を海上自衛隊で用いるのは初めてで、旧日本海軍時代にも付与されたことがないため、初の艦名になります。

 なお、「らいげい」の配備先は、広島県呉市にある海上自衛隊呉基地の第1潜水隊群です。

【形全然違う!!】70年前、戦後初の国産潜水艦「おやしお」進水の様子(写真)

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