「わずか100mの延伸」開業へ準備着々!一方で113年も使用された電停が廃止へ 岡山の路面電車

JRと乗り換えしやすくなります!

JR岡山駅前乗車電停が9月に廃止へ

 岡山電気軌道は2025年3月24日、路面電車のJR岡山駅東口広場乗り入れ工事の一環として、JR岡山駅前乗車電停を9月1日に廃止すると発表しました。廃止以降は工事終了まで、現在の降車電停を併用する形となります。

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岡山の路面電車(画像:写真AC)

 路面電車のJR岡山駅東口広場乗り入れでは、軌道を約100m延伸し、駅前広場内に停留場が新設される予定です。工事は2026年度中(2027年3月末)に完了見込み。

 この事業が完成すると、JR岡山駅と路面電車の乗り換えが円滑になります。また、駅前広場のリニューアルにより、屋根付きの通路や案内所、待合所、トイレも整備されます。

 廃止されるJR岡山駅前乗車電停は、1912(明治45)年5月5日の開業以来、113年にわたり使用されてきましたが、ついに役割を終えることになります。なお、JR岡山駅前乗車電停の廃止日(9月1日)は、工事の進捗により前後する可能性があるとしています。

【画像】これが岡山の路面電車「わずか100mの延伸」完成イメージです

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