「歓迎します」→他国艦に向かってズドン! “礼砲“はなぜ始まった 今のルールは「経費節減」が目的だった!?
自国に来港した艦艇を歓迎するため「礼砲」という空砲を撃つ習慣が世界の海軍にはあります。なぜわざわざ砲を撃つようになったのでしょうか。
自衛隊の艦艇で専用の礼砲をもっているのは1隻だけ!?
逆に後者、海上自衛隊の船が他国の港に寄港する際は艦艇に搭載された礼砲が必要になります。

たとえば海上自衛隊の練習艦「かしま」は、毎年、幹部を目指す学生たちに船乗りの心得や「シーマンシップ」を学ばせるため、世界中を旅する練習航海に出ます。その際に各国の港に立ち寄り、共同訓練をしたり交流をしたりするのですが、その際にも礼砲の存在は欠かせません。
各地の港で、礼砲を実施するために、海上自衛隊では唯一「かしま」だけその甲板には礼砲用の小型砲が常に搭載されています。そのほかの護衛艦などには常設の礼砲は設置されていませんが、必要に応じて答砲が設置できるように、スペースだけ設けられている場合が多いようです。
ここまで礼砲の手順について説明してきましたが、そもそも、なぜこのような礼砲という儀式が始まったのでしょうか。
コメント