消滅前に乗ってみた! 東京‐京都の「レア高速バス」昼なのに快適 秘訣はシート配列にあり
夜行高速バスの折り返しを昼間に運行する「東海道昼特急」。東京~大阪間が主体ですが、「5号」だけは京都駅行きです。どのように利用されているのか、乗って確かめてみました。
残念! 4月から4列シートに変更
2001(平成13)年に東京~大阪間で運行を始めた、 ジェイアールバス関東と西日本ジェイアールバスの「東海道昼特急」。夜行高速バスの快適な車両で、安価に大阪まで利用できるとして広く人気を集めました。

2025年現在は、3列(1+1+1)シートの「グラン昼特急」と、4列(2+2)シートの「青春昼特急」を合わせて、東京駅八重洲口~大阪駅JR高速バスターミナル間で4往復、東京駅八重洲口~京都駅中央口間で1往復が運行されています。
このうち京都駅中央口行きの5号は、ほかの便が2階建てバスなのに対してハイデッカータイプと異色です。人気ゆえ4月より2+2列のバスに変更されたということもあり、筆者(安藤昌季:乗りものライター)は3月、1+1+1列の「グラン昼特急5号」に乗ってみました。
座席は以前乗車した2階建てバス(グラン昼特急)と同じもので、枕、レッグレスト、フットレスト、ドリンクホルダー、読書灯、プライベートカーテンが備わり、充実しています。また、2階建てバスよりも天井が高く、肘掛けは壁から少し離れていたため、快適性では勝っていると感じました。
今回は最前列の座席を予約できたので、前面展望も楽しみました。ただ、防音壁の高さや視界の広さを考えると、景色が楽しめるのは2階建てバスです。
「グラン昼特急5号」は東京駅八重洲南口を午前9時10分に出発しました。東京を発車した時点での乗車率は30%ほど。2階建てバスよりも揺れが小刻みで、車体の揺れ方にも個性があるのだと実感します。9時50分着のバスタ新宿では5分ほど停車し、13人が乗車してほぼ満席になったものの、運転士とスタッフが「2名来ない」と話しているのが聞こえました。結局、来ないまま出発。
自分も3月に乗りました。
京都からハマスタのオープン戦観戦。
往路はつつがなく、東名大和まで。
途中3回休憩があり、停車時間も長いので、のんびり行くにはいいです。
帰路は、東名大和30分遅れ、京都には1時間ちょい延着、鉄道と違い遅れは日常的なような案内でした。
バスが変わり片側2席になるのは残念ですが、安いので仕方ないかなあ。
新幹線も禁煙になったので、休憩時喫煙所に行けるのはありがたい。
時間は3倍くらいかかりますが。