「キングオブ深夜バス」の会社と「本州イチ長いバス路線」の会社がタッグ!? 「萩」へ高速バス新路線が新登場!

西日本鉄道は2025年4月7日、高速バス「福岡~長門・萩線」の試行運行を7月1日に開始すると発表しました(認可申請中)。

マジかよ!西鉄×防長で「萩直通バス」

 西日本鉄道は2025年4月7日、高速バス「福岡~長門・萩線」の試行運行を7月1日に開始すると発表しました(認可申請中)。

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西鉄高速バスのイメージ(画像:西日本鉄道)

 2022年7月から西鉄が運行している「福岡~長門湯本温泉線」を萩市まで延伸し、1往復増便の2往復で運行。西鉄の単独から、地元のバス会社である防長交通と共同運行となります。

「山陰の小京都」と呼ばれる萩ですが、現在、県外から直通する交通手段は、防長交通が運行する東京発着の夜行バス「萩エクスプレス」しかありません。1月末をもって京阪神発着の夜行バス「カルスト号」も運行休止となっていたところ、ここへきて新たに“九州直通”の高速バスが誕生することになりました。

 運行経路は、博多バスターミナルから西鉄天神高速バスターミナルを経て、長門湯本温泉、長門市役所前、長門市駅前、センザキッチン(長門市)、萩バスセンターを経由し萩・明倫センターが終点となります。

 西鉄天神高速バスターミナルからの所要時間は、長門湯本温泉までが約2時間45分、萩バスセンターまでが約3時間30分。なお、7月1日から「小倉南インター」「美祢駅」の停車は取りやめます。

 車両は両社、定員27人の3列シート、トイレ付きで運行。スマホの充電機器や車内Wi-Fiも備えるということです。

 この路線は1年間の試行という位置づけです。予約開始は6月1日から。詳細の運行時刻や運賃は、5月中旬頃に決定し、改めて発表するとしています。

 ちなみに、西鉄は「キングオブ深夜バス」との異名で東京と博多を結ぶ日本最長級の夜行高速バス「はかた号」を運行していますが、防長交通の「萩エクスプレス」も1000kmを超える本州最長のバス路線です。

【え…この車両は!?】「福岡-萩線」の車両(写真)

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