万博に行くので「地下鉄の“顔パス”乗車」をやってみたら“驚愕のラクさ”でした。もう戻りたくありません

大阪メトロで、「ウォークスルー型顔認証改札機」のサービスが開始されました。大阪・関西万博の取材の折に使用してみたところ、いままでに感じたことのない快適さを体験できました。

「ウォークスルー型顔認証改札機」体験してみた

 大阪・関西万博の最寄り駅である中央線の夢洲駅をはじめとした大阪メトロ全134駅のうち130駅には、改札機にタッチすることなくウォークスルーで利用できる「ウォークスルー型顔認証改札機」が配備されています。

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万博に向けて導入された大阪メトロ中央線の400系電車(画像:PIXTA)

 JR西日本ではすでに2023年から一部で実証をしていますが、大阪メトロの新たな改札は、2025年3月にサービスが開始されたもので、駅構内への入出場時に、顔認証システムがあらかじめ登録した顔写真を照らし合わせる仕組みです。大阪・関西万博の取材の折に使用してみたところ、いままでに感じたことのない快適さを体験できました。

 顔認証システムに対応している乗車券は、大阪メトロの公式アプリ「e METRO」で販売されるデジタル乗車券「Osaka Metro 26時間券(大人1100円、小児550円)」、「Osaka Metro 48時間券(大人1800円、小児900円)」の2種類。筆者は大阪滞在中の移動に活用するためOsaka Metro 26時間券を購入しました。

 e METROをスマートフォンにインストールし、まずは住所・氏名や支払いに使用するクレジットカード情報などを登録。そして、アカウント欄から顔画像登録を選択し、顔写真を登録します。筆者は先日撮影した証明写真のデータを使用しましたが、その場でカメラアプリが立ち上がり、撮影することも可能でした。写真がアップロードされ、問題なければ登録完了です。

 e METROアプリに戻り、MYチケ欄でOsaka Metro 26時間券を購入します。登録したクレジットカードで決済され、e METROにOsaka Metro 26時間券がインストールされました。

 ただし、顔認証システムを使うにはもう1ステップを踏まなくてはなりません。チケット詳細にある「顔認証改札の利用」をタップして利用できるようにする必要があります。チケット詳細の最上部右側が「顔認証利用中」に変更されたら準備完了です。

【画像】これが未来感あふれる「顔パス」改札機です

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