都会のオシャレさんに乗って欲しかった!? 名車「ジムニー」もコラボした異色モデル「関西」じゃなくて「KANSAI」だから!

自動車業界では、自動車メーカーとファッションブランドがタッグを組んでコラボカーを販売することが珍しくありません。これまでに、どのようなコラボカーが誕生し、どのような特徴があったのでしょうか。

オシャレに一家言ある人も納得か?

 イタリアの名門どうしによるコラボモデルも過去存在しました。

スズキ「ジムニー 」×「KANSAI」

 スズキが軽オフローダーの「ジムニー」でコラボしたのが、日本を代表するファッションデザイナーの山本寛斎氏でした。1999年6月に発売された特別仕様車の「ジムニー KANSAI」は、XCグレードをベースに内外装を山本氏が監修。専用色としてウィローグリーン(サンドベージュ)とサターンブラックメタリックの2種類を設定し、マッドフラップ、スキッドプレート、本革巻きステアリングホイール、ホワイトメーター、カーボン調インパネガーニッシュなどを装備しました。硬派な「ジムニー」に山本氏の感性がプラスされたファッション性の高い1台です。

ランボルギーニ「ムルシエラゴLP640」×「ヴェルサーチ」

 フェラーリと並ぶイタリアのスーパーカーメーカーのランボルギーニ。同社が2001年から2010年にかけて生産したフラッグシップが「ムルシエラゴ」です。その後期モデルである「LP640」をベースに、イタリアのラグジュアリーブランドの「ヴェルサーチ」とのコラボで生まれたのが「LP640 Versace」でした。

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2006年のパリサロンで発表されたランボルギーニ「ムルシエラゴLP640 Versace」(画像:ランボルギーニ)。

 2006年のパリサロンで発表されたこのモデルには、専用色として「アイシス(白)」と「アルデバラン(黒)」の2色が設定され、リアには「Versace」のエンブレムを装着。「ヴェルサーチ」のアイデンティティであるグリークキーがシザーズドアに描かれるほか、本革シートにはエンボス加工で施されています。生産台数は白・黒それぞれ20台。中古車市場で見かける機会の少ない希少なモデルとなっています。

【知らなかった…】これが「ジムニー」のKANSAIモデルです(画像)

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