戦車「レオパルト」の最新型「前のと同じじゃないですか!」→全ッ然違うぞ! ラジコンからみる旧タイプとの変更点とは

タミヤで「1/16RC ドイツ連邦軍主力戦車 レオパルト2 A7V フルオペレーションセット」が公開されました。この戦車は前に同社がRCで発売した「レオパルト2 A6」とはどの点が違うのでしょうか。

さらにゴテゴテしたデザインに仕上がっている?

 また、車長が砲塔のハッチから体を出した際にも指揮をとりやすいように、車長用のハッチ部分にはタッチパネル指揮のコンソールが設置されています。そのため、砲塔のデザインは過去のレオパルトシリーズよりもかなりゴテゴテしています。

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「1/16RC ドイツ連邦軍主力戦車 レオパルト2 A7V フルオペレーションセット」(斎藤雅道撮影)

 なお、2A7Vから新たに追加された空気清浄機に関しては、化学兵器や細菌兵器(BC兵器)からの乗組員を保護するほかに、副次的に車内空調の機能もあり、車内環境が以前よりも格段に快適になりました。当然これらの空調のためにファンに関しても新たに設置されることになります。これについても、当然RCでは再現しています。

「製品としては転輪と履帯(キャタピラ)以外は全て新金型部品(既存製品から流用せずに作った部品)になります。同じように見えて実は全然違う車両になっています」(担当者)

 また、車体後部も特徴的で、油圧や空調システムを動かす補助動力装置も新たに装備されているとのことで、重厚感が増しています。

 2024年の「静岡ホビーショー」でプラモデルの「1/35 ドイツ連邦軍主力戦車 レオパルト2A7V」が公開された際は、1/35スケールの「レオパルト2A6」が一緒に展示されていましたが、そのときは「レオパルト2A 7V」の方がひとまわり横幅が大きいような印象を受けました。その理由は砲塔や車体の細かい変更にあったようです。

 ちなみに、「1/16RC ドイツ連邦軍主力戦車 レオパルト2 A7V フルオペレーションセット」は車両を操作するプロポ(プロポーショナルシステム。送信機)などが同梱されている製品で、戦車RCにおける入門製品としてもオススメとのことでした。

【画像】砲塔の細かい構造物などに注目! これがレオパルト2 A7Vのラジコンです

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