ドア横に貼られた「青色ステッカー」何のため? 東急大井町線「新型車両」来月デビュー 既存車両どうなる
もう東横線の「お下がり」じゃなくなります。
ドア横に貼られた「青色ステッカー」の重要な意味
東急電鉄は、大井町線各駅停車用の新型車両6020系の営業運転を2025年7月2日から開始します。この車両には、車両側面のドア横に青色ステッカーが貼り付けられることが特徴です。

大井町線では既に、急行用として7両編成の6020系が導入されています。各駅停車には古参の9000系と9020系の5両編成が使用されており、これらを置き換えるために5両編成の6020系が導入される予定です。
今後は急行だけでなく各駅停車も6020系となるため、列車の見分けがつきにくくなります。
そのため、5両編成の6020系には「各駅停車用」であることを識別できるように、先頭車前面には「5CARS」ステッカーが、車両側面のドア横には青色ステッカーが貼り付けられます。また、7月2日から営業運転を開始する1編成目(6151編成)には、大井町線の乗務員がデザインした記念ヘッドマークステッカーが掲出される予定です。
6020系の5両編成は今後、90両(18本)が導入され、全ての各駅停車用車両を順次置き換える予定です。なお、置き換えられた9000系と9020系は西武鉄道に譲渡されることが既に発表されています。
東急電鉄によると、「9000系と9020系は全てを譲渡する訳ではなく、西武鉄道の多摩川線・多摩湖線・西武秩父線・狭山線向けとして、4両×複数編成で約60両の譲渡を想定している」(広報マーケティング部)としています。
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