埼玉県で「最年少の路線バス運転士」が誕生へ 規制緩和で実現 いよいよ “単独乗務”デビュー
マジか10代!!
「19歳」のバス運転士2人が単独乗務デビューへ
西武バスは2025年7月31日、埼玉県内で最年少となる19歳のバス運転士が今夏にデビューすると発表しました。

同社では、2022年にバスの運転に必要な大型二種免許の取得条件が緩和されたことに伴い、高校卒運転士の採用・養成に注力しており、2024年に入社した2人が単独乗務を開始する予定。19歳の路線バス運転士が誕生するのは、埼玉県内のバス事業者では初の事例としています。
今回、単独乗務デビューするのは、新座営業所の蓮見正和さんと、練馬営業所の伊井リオさん。2人は2024年3月に高校を卒業後、同年4月に運転士として入社した社員です。年齢や経験の関係から入社してすぐに運転士として勤務することができないため、事務職として営業所の運行管理業務に携わり、運行管理補助者として路線バス運行を支える側の立場で経験を積んできたといいます。
事務職に従事しながら「受験資格特例教習」を受講し、大型二種免許を取得。今年7月から所属営業所で指導運転士同乗のもとで、営業運行を開始したそうです。
現在は、今夏から秋に予定されている単独乗務デビューに向け、運転・接客技術を磨いている最中とのこと。現時点では一部の路線のみを担当していますが、今後は所属営業所内の様々な路線を担当するとしています。
なお、大型二種免許の取得には「年齢が21歳以上かつ普通免許取得後3年以上の経験」が必要でしたが、2022年の道路交通法改正で受験資格が緩和され、「受験資格特例教習を受講し、19歳以上で普通免許取得後1年以上の経験」があれば、受験資格を得ることが可能となっています。
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