特急「サンダーバード」がピンク色の「フューチャーバード」に再生! 車内も驚愕の大変貌

廃線発・未来行き!

「サンダーバード」681系がカフェに

 飲食やアミューズメントホテルなどを手掛けるDDグループの連結子会社であるダイヤモンドダイニングは2025年8月5日、京都市に開設する日本初の廃線高架上レストラン「フューチャートレイン・キョウト・ダイナー・アンド・カフェ」のレストランエリアを8月20日(水)に先行オープンすると発表しました。

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高架上に設置された681系電車(画像:JR西日本)

 この高架橋は、2019年の梅小路京都西駅開業に伴い廃線となった梅小路短絡線で、「梅小路ハイライン」と呼ばれています。

「フューチャートレイン・キョウト・ダイナー・アンド・カフェ」は、役目を終えた特急「サンダーバード」の681系を「フューチャーバード」として再活用し、全長約90mの高架空間に1~3号車を並べたものです。

 車両は紅梅色に再塗装され、「未来行き」の列車として新しい食の体験空間になるとしています。クリエイティブ・プロデューサーにはアーティストの増田セバスチャン氏が起用されました。

 先頭車の1号車はアート体験空間となり、運転席や計器類を活かした演出空間として再構成され、2025年9月下旬に開業する予定です。2号車は食堂車をモチーフにしたメインダイニングで、オリジナル料理やドリンクを提供予定。3号車には、バーカウンターやボックス席、高架上のテーブルスペースが広がる空間となります。8月20日から先行公開されるのは、この2号車と3号車です。

 ここでは、「豪華絢爛バーガー」や「フューチャー駅弁BOX」などユニークなメニューが提供される予定となっています。

【画像】これがピンク色に変貌した681系の車内イメージです

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