デゴイチ、復活から四半世紀、人気のワケは? キーワードは「宝物」
「SLだるま」に見送られ、『ハイケンス』
「ボーーーーーーーーー!」
午前9時56分、デゴイチは汽笛一声、水上駅へ向けてゆっくりと走り出しました。この、駅に響く汽笛、いままさに出発するぞとワクワクします。SL列車における醍醐味(だいごみ)のひとつでしょう。
高崎駅ホームでは、JR東日本の社員が、SL風になった高崎名物の「だるま」を身にまとい、列車を見送ってくれました。それにしても高崎駅、ホームの自動販売機も蒸気機関車風に装飾されており、「SLを盛り上げよう」というJRの気持ちが各所に見えたのが印象的です。
発車した「SLみなかみ」車内ではほどなく、車掌が『ハイケンスのセレナーデ』という、国鉄時代から続く懐かしいチャイムで車内放送を開始。デゴイチの経歴などを説明したのち、「乗車記念証」を配布しました。
「SLみなかみ」には車内販売も乗務。飲み物や食べ物はもちろん、多くの記念グッズなどが用意されています。
ちなみに、車内販売のレシートには「SLみなかみ号」と記載されているため、これも旅の記念になるかもしれません。
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