デゴイチ、復活から四半世紀、人気のワケは? キーワードは「宝物」

JR東日本のD51形蒸気機関車「デゴイチ」が、まもなく復活から30年を経過。拠点の群馬では「SL列車」がすっかり定着し、いまなお、多くの人々を楽しませています。続く人気、その背景には何があるのでしょうか。

ホームの群馬名物、個人的には「あん無し」で

 10時34分に到着した渋川駅では、11時01分の発車までしばらく停車。自然と先頭の機関車周辺に人だかりができます。

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渋川駅に到着した「SLみなかみ」。隣のホームには特急「草津」が到着(2016年9月、恵 知仁撮影)。

 ここでは「SLみなかみ」が到着したホームのみならず、その隣のホームへ到着した草津温泉方面への特急車内から、こちらで煙をあげるデゴイチを見つけ、驚いて指を指したり、写真を撮る人が多数見られたのも印象的でした。

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渋川駅ホームの「特設売店」(2016年9月、恵 知仁撮影)。

 渋川駅のホームには、売店も特設されていました。

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群馬名物の「焼きまんじゅう」。あんあり、無し、両方が用意されていた(2016年9月、恵 知仁撮影)。

 販売されていたのは、群馬名物の「焼きまんじゅう」やラムネなど。ちなみに私(恵 知仁:鉄道ライター)は、「焼きまんじゅう」はあん無し(あんこが入っていないもの)派です。

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