デゴイチ、復活から四半世紀、人気のワケは? キーワードは「宝物」

JR東日本のD51形蒸気機関車「デゴイチ」が、まもなく復活から30年を経過。拠点の群馬では「SL列車」がすっかり定着し、いまなお、多くの人々を楽しませています。続く人気、その背景には何があるのでしょうか。

「SLみなかみ」車内から楽しめる「恐怖」

 車内放送によると、左前方に上越国境へそびえる谷川岳が、晴れていれば見えるという場所を通過すれば、まもなく終点の水上駅です。

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この利根川の谷の向こうに、谷川岳が見える。晴れていれば(2016年9月、恵 知仁撮影)。

 この水上駅到着前に、ちょっと怖いものが楽しめるかもしれません。このとき、それを期待して進行方向左側の上方を眺めていると……やはり、やっていました。

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谷へ架かる橋の上から、なにかがのびている(2016年9月、恵 知仁撮影)。

 私は見るだけで十分です。

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前の写真を拡大したもの(2016年9月、恵 知仁撮影)。

 この橋では「バンジージャンプ」が楽しめるのです。ちょうど、「SLみなかみ」に合わせてダイブしたようで、人がびよーん、びよーんと橋からつられていました。見るだけで十分です。

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