「どこでもドア」初の実証実験 ホームドア導入阻害要因を解決へ 京急

【動画】「どこでもドア」動作の様子

2ドア車であるため、3ドア車に対応する中央部分のドアが閉じたままの「どこでもドア」(2016年10月、恵 知仁撮影)。

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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5件のコメント

  1. テレビ局各局が「2ドアにも3ドアにも対応!」と騒いでいるが、
    ・2ドア車と3ドア車への対応は、記事中にもあるように羽田空港国際線ターミナル駅ですでに実現済み。
    ・3ドア車と4ドア車への対応も、2013年に神戸製鋼による戸袋移動型「どこでも柵」が新所沢駅ですでに実証実験済み(現在は撤去)。
    ・戸袋を重ねた大開口のホームドアも、豊洲駅や九段下駅で現在実験が行われています。
    4ドア車が来る路線ならともかく、2ドアと3ドアだけの路線で「どこでもドア」を名乗るのは誤解を招くのではないでしょうか。

    今回は主に「地上完結型連携システム」についての実証実験が行われているようです。マスコミ各社も名前の斬新さだけに飛びかかるのではなく、何が新しいのかをきちんと報じてほしいものです。

    • なお、2013年に実証実験が行われた「どこでも柵」は神戸製鋼の登録商標、今回の「どこでもドア」は三菱重工交通機器エンジニアリングの登録商標だそうです。そんな紛らわしい商標にしなくてもいいのに。

  2. シャッターみたいに電車来たら全部開けちゃえばいいじゃん。上から降りてくると撮ヲタが発狂するので、下からにゅっと出てくるタイプで。

  3.  車両のドアと同時に開閉するようしにないと停車時間が長くなり過ぎて全体の所要時間の伸びが著しくなってしまう。もっと言えば、開扉時は同時に開き、閉扉時はごく僅かの遅れでホーム側のドアが閉じるようにして、現状ではホームドアの開閉速度が遅過ぎるので、開扉時は車両のドアよりも速く、閉扉時は車両のドア並みの速さになるように改良すべきだと思う。

  4. 磐石な収入源がある「首都圏の民鉄」だからこそ導入出来るのであって、私が居住している関西では収入基盤が貧弱であるから、ホームドアの導入は遠い将来の話でしょう、