地表から1400m リニア中央新幹線の難所「最深部」区間の工事開始

東京~名古屋間で工事が始まっているリニア中央新幹線。地表から1400mも深い場所を通り、工事の“難所”とされる南アルプストンネル長野工区の工事が2016年11月1日、始まりました。工期は約10年間。これが順調に進むかが、2027年のリニア開業に影響する可能性もあります。

南アルプスがリニア中央新幹線の未来を左右する?

 言うなれば、地下およそ1400mもの場所を行き、リニア中央新幹線における“最深部”である南アルプストンネルの長野工区。工事を担うのは鹿島建設を代表とし、飛島建設、フジタの3社で構成されるJV(共同企業体)です。

「これまで約1000mの土かぶり、湧水量の多いトンネルなどを経験しており、それを生かして、無事故無災害で工期内に終わらせたいと考えております。技術的には可能です」(鹿島建設、茅野正恭副社長)

 一概に数字だけでの比較はできませんが、ヨーロッパの“本家”アルプス山脈を貫くスイスの鉄道トンネル、ゴッタルドベーストンネルは、土かぶりがおよそ2300m。日本国内でも、1982(昭和57)年に開業した上越新幹線・大清水トンネルは土かぶり約1300mです。南アルプストンネルの土かぶりは、非現実的なものではありません。

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超電導リニアは2016年4月、603km/hを記録。「最も速い磁気浮上式鉄道」としてギネス世界記録に認定された。中央新幹線の設計最高速度は505km/h(2016年6月、恵 知仁撮影)。

 ただ、トンネル工事は「掘ってみないと分からない」(鹿島建設、茅野副社長)部分があるのも事実で、この南アルプストンネルの工事が順調に行くかどうかが、2027年を予定している中央新幹線の開業に影響する可能性があります。南アルプストンネル長野工区の工期は、2026年11月30日までの予定です。

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コメント

2件のコメント

  1. 無事に終わりますように

  2. 黒部ダムや青函トンネルを上回る世紀の難工事

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