ヴェール脱いだ! 中国版「ブラックホーク」の強襲モデル「えっ、米軍の特殊作戦機にソックリじゃん!」

中国天津国際ヘリコプター博覧会において、このたびZ-20多用途ヘリコプターの強襲仕様である「Z-20T」が初めて一般公開されました。

ヘリコプター博覧会ではデモフライトまで披露

 中国北東部の天津市で開催されている「第7回中国天津国際ヘリコプター博覧会」において、このたびZ-20多用途ヘリコプターの強襲仕様である「Z-20T」が初めて一般公開されました。

Large 20251016 01

拡大画像

第7回中国天津国際ヘリコプター博覧会で初めて一般公開されたZ-20T強襲ヘリコプター(画像:AVIC)。

 Z-20ヘリコプターは、中国の航空企業グループであるAVIC(中国航空工業集団有限公司)が開発・量産する中型ヘリコプターで、アメリカ製のUH-60「ブラックホーク」多用途ヘリコプター(民間名S-70)によく似た外観をしています。

 事実、中国が1980年代にアメリカから輸入した民間モデルS-70をリバースエンジニアリングして開発した機体だと言われているものの、メインローターがUH-60/S-70の4翅からZ-20では5翅になるなど、細かい部分で相違が見られます。

 初飛行は2013年12月23日で、中国人民解放軍だけでなく同海軍や空軍、武装警察、海警などにも採用され、様々な派生型が生み出されています。

 このたび披露されたZ-20Tはそうした派生型の最新モデルで、機首にはFLIR(赤外線前方監視装置)や気象レーダー、火器照準装置、ミサイル警報装置などを備えるほか、機体側面には兵装吊り下げ用のスタブウイング(小翼)を装備、そこにミサイルランチャーやロケット弾ポッドなどを取り付けることができます。

 また機体後部には欺瞞用のチャフ・フレア発射機を搭載しており、前出の天津国際ヘリコプター博覧会では、実際にフレアを射出しながらのデモフライトが披露されています。

 こうした改修により、Z-20Tは夜間や悪天候下、敵地上空でも安全に飛行できる能力を獲得しているとのことで、インターネット上ではアメリカ軍が運用するMH-60L(陸軍向け)やMH-60R(海軍向け)といった特殊作戦モデルと近似しているのではないかと言われています。

 なお、これに先立ち、中国では空対空ミサイルを搭載したZ-20Tの姿も目撃されており、空中戦能力を向上させるためではないかという意見も上がっていました。

【写真】一目瞭然! 原型Z-20とモリモリZ-20Tを見比べ

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. これだけ重武装ならばガスタービンエンジン出力は1基辺りで約1,700KW以上でないと高地、高温状況化では少し無理があるのでは?

    また、トランスミッション吸収出力と強化型やオイルレス仕様かも気になります。

記事ランキング

  1. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  2. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  3. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  4. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  5. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号