日本の鉄道駅の“果ての中の果て” 「てだこ浦西」にはなにがある? 実際に行ってみたら「ギャップ」ありすぎた件
「日本最南端の鉄道」として知られる沖縄の「ゆいレール」。その終点が浦添市にある「てだこ浦西」です。“果ての果ての駅”ともいえるこのエリアには、果たして何があるのでしょうか。実際に行ってみました。
2019年開業
「日本最南端の鉄道」として知られる沖縄の「ゆいレール」は、那覇空港から那覇市街地を結ぶメインの交通手段です。その終点が浦添市にある「てだこ浦西」です。“果ての果ての駅”ともいえるこのエリアには、果たして何があるのでしょうか。実際に行ってみました。
てだこ浦西駅は、那覇空港駅から約40分ほど。駅に着くとまず目に入るのは立派なロータリーと広い駐車場です。2019年開業ということもあり、駅舎はピカピカで、まだ新築の香りが漂っているかのようです。
駅周辺にはスーパーや薬局、コンビニ、ファストフード店など、生活に便利な施設が並んでいます。高層マンションもいくつか建っており、「新興ベッドタウン感」が漂います。特に「イオンスタイルてだこ浦西駅前」店は朝8時から夜11時まで営業しており、周辺住民にとっては使いやすい営業時間設定です。
これらの施設は駅開業にあわせて整備されたもので、どれも築浅でキレイです。道路もまだ新しく、歩いていても「最近できた街だな」と実感できます。
ただし、駅の改札口裏側は様子が一変します。店舗は少なく、年季の入った建物がポツポツと並び、雑草が生い茂るエリアもあります。こちらはまだ再開発が進んでおらず、駅前の華やかさとのギャップが存在しています。
総じて、てだこ浦西駅周辺は「新興ベッドタウン」といった雰囲気。観光資源はほぼゼロですが、落ち着いて生活するには良さそうなエリアと言えるでしょう。





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