激混み国道1号&23号回避ルートを「桑名まで延ばす」!? 大河を渡る新しい橋が先行開通! ボトルネック解消へ 三重
三重県は2025年10月17日、整備を進めていた主要地方道桑名大安線の「桑部橋」について、架け替えとなる新たな橋を11月11日(火)に供用すると発表しました。
員弁川の「桑部橋」架け替え完了! 実は「その先」も
三重県は2025年10月17日、整備を進めていた主要地方道桑名大安線の「桑部橋」について、架け替えとなる新たな橋を11月11日(火)に供用すると発表しました。

桑部橋は桑名市の員弁川に架かる橋で、道路整備と治水の安全性向上を兼ねて現橋の上流側に新しい橋が建設されました。周囲に橋が少ないうえ、右折列車もないため朝夕の通勤時間帯に慢性的な渋滞が発生。新しい橋は橋長・幅員ともに広がり、上下2車線に右折レーンが確保されます。
橋の北側は、大きくカーブする線形で現道に接続しますが、カーブ地点からまっすぐ進む新しい都市計画道路が「桑部播磨線」の名で建設中です。三岐鉄道北勢線をまたぎ、「イオンタウン桑名新西方」のある国道421号まで直結する計画です。
このルートは三重県の海沿いで猛烈に渋滞する2大国道、国道23号と1号の代替路にもなります。
隣の四日市市内では、山側をゆく国道1号「北勢バイパス」が2025年3月に延伸したばかり。この北勢バイパスは伊勢湾岸道のみえ朝日IC付近から南へ延びていきますが、北勢バイパスから同IC付近に接続する県道66号へ回り込み、北上すると桑部橋です。
桑部橋からさらに国道421号まで道路が延伸すると、東名阪道の桑名IC、または国道258号「大桑道路」まで、どちらもすぐです。桑名の市街地を避けて名古屋方面・岐阜方面へ抜けるのも容易になります。
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