世界で2例目の電磁カタパルト空母「福建」誕生 中国の次世代海軍力の象徴する巨大艦

中華人民共和国国防部2025年11月5日、空母「福建」の就役を発表しました。

飛行甲板には新型機の姿も

  中華人民共和国国防部は2025年11月5日、同国初の電磁カタパルト型空母「福建」の就役を正式に発表しました。

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就役式での空母「福建」(画像:中華人民共和国国防部)

 就役式典は海南省三亜市の海軍港で行われ、習近平国家主席が「福建」の艦長と政治委員に中国人民解放軍の軍旗を授与しました。

 「福建」は2022年6月に進水した中国人民解放軍海軍の空母で、福建省にちなんで命名されました。ここ数年で複数回の海上試験を実施し、2025年9月には台湾海峡で航行する姿も確認されています。

 同艦は、中国海軍として「遼寧」「山東」に続く3隻目の空母にあたります。ただし、「福建」は既存の2隻と異なり、スキージャンプ式の飛行甲板ではなく、アメリカ海軍の「ジェラルド・R・フォード」級に続く世界で2例目となる電磁カタパルト(リニア式発進装置)を搭載しています。これにより、艦載機の運用能力や作戦展開能力が大幅に向上するとみられます。

 国防部は就役に際し、「福建は完全に国産で設計・建造された空母であり、電磁カタパルト技術は世界の先進水準にある」と発表しました。

 なお、国防部が公開した就役式典の映像では、「福建」の甲板上にZ-20FヘリコプターやJ-15戦闘機のほか、艦載機として運用試験中とされるステルス戦闘機J-35や早期警戒管制機KJ-600の姿も確認されています。

【甲板では新型機も公開】これが、式典でのJ-35とKJ-600です(写真)

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