気をつけたい終電の接続 待ってくれる場合、そうでない場合の違いは?

まもなく迎える忘年会シーズン。そこで気をつけたいのが、最終列車の時間です。定刻に発車するのが基本ですが、発車時刻を過ぎても待っていてくれる場合があります。その、「待つ・待たない」の違いとは何なのでしょうか。

あちこちで「待って」の掛け声が?

 深夜、ある路線で遅延や運休が発生し、駅で最終列車への乗り換えや乗り継ぎが不可能になると、帰宅が困難になる場合があります。そのようなとき、各鉄道事業者が連携して、列車どうしを接続させることがあります。

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終電近い時間帯の渋谷駅前。京王井の頭線ののりばに急ぐ人々のイメージ(写真出典:photolibrary)。

 たとえば西武鉄道では、山手線や東京メトロ線などとの乗り換え駅である池袋駅、高田馬場駅といったターミナルで、最終列車の発車を遅らせることがあります。

「『山手線が○分遅れているので、接続をお願いします』などと、JR東日本や東京メトロの運転指令所から依頼を受けて接続を実施しています。逆に依頼がない場合は接続せず、定刻に発車することもあります」(西武鉄道)

 自社線どうしが交わる駅でも接続を実施するほか、拝島線の拝島駅(東京都昭島市)など、JR線へ乗り換えられる終点の駅において、西武鉄道からJR東日本に接続を依頼することもあるそうです。つまり、「待つ・待たない」は、路線状況を鑑みながら、事業者間で声を掛け合って決められているのです。

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コメント

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3件のコメント

  1. そもそも終電までならずに帰れば良いだけのこと。

  2. 接続を取る駅と路線、取らない駅と路線を明記しなければ、意味の無い記事です。
    期待外れでした。

  3. 流石に各社の運行事情だからね、こうでも書いとかないと一々突っ込んでくる人もいるからなんだろう。