「スクーター界のカローラ」!? 多彩すぎる派生モデルはベースがすごいから! 9年ぶり“原付免許OKモデル”も登場のホンダ「ディオ」を振り返る

1988年に登場したホンダの原付スクーター「ディオ」は、実用性とスポーティな走りで大ヒットしました。数多くの派生モデルを生んだディオシリーズの歴史を振り返ります。

初代~3代目までが2スト、4~5代目が4スト

 まずは1988~1990年までの初代。特別仕様車のディオ SP(1989年)、前輪をディスクブレーキにしたディオSR(1990年)などがありました。

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最新モデルのディオ110 Lite。いわゆる「新基準原付」だ(画像:ホンダ)

 そして1991~1999年までの2代目は「Super Dio」と呼ばれるモデルで、多彩なニーズに応えるべく、歴代ディオシリーズの中でも最も派生車が多くありました。

 さらに1994~2002年までの3代目は「Live Dio」と呼ばれるモデルで、2ストロークエンジンのディオはここで生産が終わります。

 4ストロークエンジンを搭載し生まれ変わったのが2001~2007年の4代目。「Smart Dio」と呼ばれるモデルで電子式燃料噴射装置(PGM-FI)を搭載した新時代仕様のディオでした。

 さらに2007~2016年までの5代目は自動車排出ガス規制に対応させるなどの更なるマイナーチェンジがあったものの、本モデルを持って2016年に生産終了となりました。

「スケスケディオ」を知っているか!?

 特に派生モデルが多い2代目には、走行性能を高めたディオZX(1992年)、遊び心満載のディオXR BAJA(1994年)、はたまた女性層に歩み寄ったディオCesta(1995年)、ディオFit(1997年)などがありました。

 また、3代目では、前代未聞のスケルトン仕様、ライブディオZX(2000年)もリリース。パソコンのiMacのスケルトン仕様が大ヒットし、周辺機器もこぞってスケルトン仕様の製品が出ていましたが、パソコンと全然関係ないスクーターをもスケルトンにするあたりは、ホンダのシャレだったことでしょう。

 しかし、4ストロークエンジンに変更された4代目、5代目は原付市場そのものが縮小傾向だったこともあって、正直控えめでした。

 結果的に原付ディオは生産終了になるわけですが、入れ替わるように2011年には原付二種モデルとしてディオ110が登場。今日まで生産が続くモデルで、この110ccモデルも含めて「ディオシリーズ」とするなら、優に36年以上も続くロングヒットになったというわけです。

【族車からママさんモデルまで!?】これがホンダ「ディオ」の派生モデルたちだ!(19枚)

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