京葉道路は「安すぎる」? 価格見直し議論が浮上 さらに「遅すぎる」!? 千葉の便利な大幹線ゆえの“不都合”とは
千葉県が成田空港の「第二の開港」と位置付けた機能強化事業と、それに向けた道路整備を進めています。その過程で、「京葉道路」の料金の見直し議論が浮上。割安な料金ゆえの“不都合”があるようです。
「京葉道路」安すぎるゆえの“影響”とは?
千葉県が2025年11月20日、今年度第1回「千葉県道路協議会」を開催。成田空港の機能拡張に向けた高規格道路ネットワークを整備すべく、整備中および計画中の「北千葉道路」「新湾岸道路(仮称)」について、有料道路事業を導入して整備を急ぐよう、国に求める方針を固めました。
さらに県では、ネットワーク整備の一環として、「京葉道路」の抜本的な見直しも検討しています。並行する東関東道と比較して、料金が「安すぎる」ゆえの問題があるとされています。
京葉道路は東京の首都高7号小松川線とつながった国道14号のバイパスです。最初の船橋市までの開通は65年前の1960(昭和35)年。「日本初の高速道路」である名神高速よりも早く「日本初の自動車専用道」として開通した歴史ある道路です。
なお、法令的には「一般有料道路」である京葉道路に対し、東関東道は成田空港の開港に合わせ、1970年代から80年代に開通した「高速自動車国道」です。
このため京葉間で両者は並行するものの、京葉道路の料金は割安に設定されています。2016年に国土交通省が「首都圏の新たな高速道路料金」として首都圏の各路線を「高速自動車国道の大都市近郊区間の料金水準」に統一して以降も、あまりに料金が高くなってしまうため、激変緩和措置として独自の料金体系となっています。その違いは次のように明白です。
・京葉道路:篠崎IC→宮野木JCT(18.7km)、普通車490円(首都高連続利用の場合)
・東関東道:湾岸市川IC→宮野木JCT(16.7km)、普通車710円
この京葉道路の安さが「利用者の経路選択に影響」していることが、協議会では問題視されています。





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