対ロシアの要「日本最北の戦闘機基地」にF-35飛行隊ができる! 導入機数はどれだけ?

防衛省は2025年12月10日、航空自衛隊千歳基地(北海道)の周辺自治体に対し、同基地にF-35A戦闘機を配備する計画の詳細を示しました。

青森県三沢、石川県小松に次いでF-35Aを配備へ

 防衛省は2025年12月10日、航空自衛隊千歳基地(北海道)の周辺自治体に対し、同基地にF-35A戦闘機を配備する計画の詳細を示しました。

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航空自衛隊のF-35A戦闘機(画像:航空自衛隊)。

 千歳基地は2025年12月現在、第201飛行隊と第203飛行隊の2個飛行隊が拠点としており、両部隊ともF-15戦闘機が配備されています。

 航空自衛隊のF-35Aは、すでに三沢基地(青森県三沢市)の2個飛行隊に配備済みで、現在は小松基地(石川県小松市)の2個飛行隊へ配備を進めています。そのようななか、5番目のF-35A飛行隊を千歳基地に編成する計画であると、このたび明らかにしました。

 防衛省は、5つ目のF-35A飛行隊を千歳基地にした理由として、以下の点を挙げ、総合的に検討したと説明しています。

・運用に必要な基盤があること。

・すでに戦闘機部隊が配備されている航空自衛隊の基地であること。

・配備に必要な地積が確保できるか。

・すでに配備されている機種との効率的な置き換えが可能か。

・訓練環境が十分に確保できるか。

 防衛省は、2026(令和8)年度概算要求に計上した8機から千歳基地へ配備を開始する考えで、実機の到着は2030(令和12)年度の予定です。

 千歳基地には最終的にF-35Aを約20機配備する計画で、置き換えられるのはF-15戦闘機1個飛行隊(約20機)とのことです。そのため、千歳基地に所在する戦闘機の総数は大きく変化しないとしています。ただ、現時点では第201飛行隊と第203飛行隊のうち、どちらの飛行隊をF-35Aと入れ替えるのかは不明です。

 なお、日本政府はF-35を合計147機取得する計画です。そのうち42機は垂直離着陸が可能なF-35B型であるため、F-35A型は105機になります。1個飛行隊の機数が約20機と考えると、F-35Aは合計で約5個飛行隊が編成されることになります。そうなると、千歳基地の1個飛行隊をもって、当初計画されたF-35Aの調達・編成はひと区切りになると見込まれます。

【一目瞭然!】現在の空自戦闘機部隊の体制を日本地図で見る(画像)

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