中国軍の“巨大ステルス無人機”飛行する鮮明な姿が公開される! その性能とは?
中国軍の公式報道Xアカウント「China Military Bugle」は、2025年12月16日、CH-7全翼無人機の飛行中の様子を公開しました。
高度なステルス機能を有す機体?
中国軍の公式報道Xアカウント「China Military Bugle」は、2025年12月16日、CH-7全翼無人機の飛行中の様子を公開しました。
同機はステルス性能を備えた全翼型無人機で、中国航天科技集団(CASC)の関連機関である中国航天空気動力技術研究院(CAAA)が開発・設計を担当しています。
同研究院によると、CH-7は目標監視や情報支援などの任務に適した機体とされており、翼幅27.3メートルの大型機です。最大離陸重量は8トン、巡航速度は時速612キロ、最高飛行高度は約1万6,000メートル、最大滞空時間は16時間とされています。
機体はかなり大型である一方、高度なステルス性能を有しており、敵勢力からの攻撃リスクが高い空域において、戦略偵察・監視、早期警戒、電子戦任務などを遂行することを目的に開発されたとみられます。
さらに、ウエポンベイ(内部兵装庫)の追加なども検討されているとされ、攻撃機としての運用も想定されているようです。
なお、同機とみられる機体については、中国国内で飛行している様子がこれまでに度々目撃されており、その際には写真がSNSに投稿されていました。ただし、これらの機体には垂直尾翼が確認されており、今回公開された尾翼を持たない機体と同一タイプであるかは明らかになっていません。仮に同一系列の機体であれば、尾翼なしでも安定した飛行が可能となるよう、設計が改良されたことを意味します。





コメント