鉄道運賃「大幅値上げ時代」の幕開けに? 利用者も事業者も“試練の1年”か 2026年の鉄道で起こること
2026年の鉄道は、どんなトピックスがあるのでしょうか。運賃値上げやワンマン運転の拡大などが予定されていますが、これらの他にも働き手も乗客も減っていく中で、新たな取り組みが始まります。
地方私鉄は「試練の1年」に?
収支悪化で廃線の危機を迎える路線も増えています。富山県で100km以上の路線網を持つ富山地方鉄道は「本線滑川~新魚津間、立山線岩峅寺~立山間について、2025年中に地域から必要な支援を得られなければ2026年11月に廃線する」と沿線7市町村に通知し、協議を開始しました。
富山県と沿線自治体は2026年度の支援を決定し、廃線危機はいったん回避されましたが、2026年中に中長期的な路線維持の議論を進める予定です。今年は富山地方鉄道のみならず地方私鉄にとって重要な1年となるでしょう。
3月のダイヤ改正では、近年のトレンドであるワンマン運転の拡大が目立ちます。JR東日本は横浜線・根岸線(八王子~大船)の8両編成、仙石線(仙石東北ラインを除く)でワンマン運転を開始。
ただ、前年にワンマン化した南武線では、10分以上の遅延が2倍になるなど、システムの変更に伴う問題が拡大しました。JR東日本は今回のダイヤ改正で、これまで実施してきた遅延防止対策実施後の状況や利用状況を踏まえ、南武線の「停車時間の調整や折返し時間の拡大など一部ダイヤの見直しを行い、安定性を向上」させるとしています。教訓は新規導入区間にもしっかり反映されるでしょうか。
また、東武鉄道は伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の緩行線北千住~北越谷間で、ホームドア整備完了に伴い3月14日から普通列車のワンマン運転を開始します。東横線、目黒線などをワンマン化した東急電鉄に続く、本線都心区間での本格的なワンマン運転として注目です。





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