「ラブホ空港」こと宮崎空港、実は“日本唯一”だらけ!? 知られざる「3つの珍ポイント」とは
ピンク色の夜のライトアップなどから、「ラブホ空港」とネット上で呼ばれることもある「宮崎空港」。しかし、実際に訪れてみると、唯一無二のものがなんと3つもあったのです。
空港内にゴルフコースが パターのみですがプレイも可
津波救命艇が展示されているウエルカム広場には、もうひとつの「日本の空港にここだけ」があります。それが、青島コースと呼ばれる空港内ゴルフコースです。
このコースは21ヤード(約19メートル)しかないパタークラブ専用のミニコースですが、ティーグランド、フェアウェイ、グリーンがちゃんと分けられており、利用者がパターとゴルフボールを持ってくれば(レンタル等のサービスは無し)実際にプレイすることもできます。
宮崎県は温暖な気候からリゾート地として人気で、それに関連して1960年代からゴルフコースが県内に整備され、宮崎空港にも隣接するような形で宮崎カントリークラブがあります。宮崎空港の利用者にはゴルファーも多く、ゴルフ産業は空港運営にとって重要な存在であり、この青島コースはそれを象徴するシンボルだと言えるでしょう。全国的に見ると、ゴルフコースが近郊にある空港はいくつもありますが、空港敷地内にコース自体があるのは、ここ宮崎空港だけです。
宮崎空港はネット上のミームとは裏腹に、実際には「実物機が並ぶ屋上デッキ」「津波救命艇の常設展示」「空港内ゴルフコース」という、国内でもここだけというレアな特徴がある空港であり、実際に訪れた場合には交通機関以上の体験が楽しめる場所だといえます。
もし宮崎空港を利用する機会があれば、ただ空港施設として通り過ぎるだけでなく、これら日本唯一の特徴も体験するのもいいかもしれません。
Writer: 布留川 司(ルポライター・カメラマン)
雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info





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