飛行機の遅延、乗客も対策可能 より便利に飛行機を使うため、知っておくべきこと

飛行機に多少の遅れはつきもの、と思っている人は少なくないかもしれません。しかし飛行機の遅れ、乗客が減らすことが可能なケースもあるように思います。より便利で快適に飛行機を使うため、我々利用者が知っておくべきことがあります。

珍しくない「乗客」による飛行機の遅れ

 飛行機の時刻表は、鉄道のように1分単位で表示されるわけでもなく、5分や10分程度の遅延はあたりまえと考える人、少なくないかもしれません(厳密には、鉄道のダイヤは15秒単位などですが)。

 現実的にも、飛行機は気象の影響や、出発便や到着便の混雑で空港での離着陸が遅れるなど、航空会社の努力では解決が難しい遅延要因があり、多少の遅れは仕方がない部分があります。そのため、航空業界のさまざまな調査を行っているフライトスタッツ社(アメリカ)では、「到着遅延15分未満は定時」という扱いです。

 そうした要因の遅延は、我々乗客にはどうしようもありませんが、実は、飛行機が遅延する要因のひとつは、乗客が改善できるものもあります。なぜなら「乗客の搭乗遅れ」が、飛行機が遅れる理由のひとつだからです。

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大手航空会社の国内線では「出発10分前」までに搭乗口へ来るよう呼びかけられている(恵 知仁撮影)。

 まず飛行機の「出発時刻」は、「飛行機が動き出す時刻」のこと。すなわちその時刻までに乗客の搭乗、ドアクローズ、ボーディングブリッジの取り外し、安全確認、管制塔との出発前のやりとりなどが終了している必要があるのです。航空会社が乗客に出発時刻より早く搭乗口まで来るよう働きかけているのはそのためで、大手航空会社は搭乗口へ10分前までに来るよう呼びかけています。ただLCCでは25分前など、航空会社によって時間が異なるので注意が必要です。

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  1. 「手荷物を座席上の棚に収納するときに、通路に立つのではなく、一歩座席側に入った場所に立って収納する」というのも、「乗客が可能な遅延対策」の一つですよね。手荷物収納のために通路を塞いでしまうと、後ろがつかえて搭乗が進まなくなりますので…